日光山から天上の湖・中禅寺湖へ

〜東照宮はツツガなし!?

後編


旅行日:2011年5月4日〜5日

行程:
5月4日:
関東某所→浅草→(電車)→東武日光駅→(バス)→天海僧正像&神橋輪王寺東照宮→昼食→二荒山神社西参道バス停→(バス、いろは坂経由)→中禅寺温泉バス停→ペンションフレンドリー→中禅寺湖畔散策(桟橋スポット探し)→ペンションで湖の幸の夕食
5月5日:華厳の滝二荒山神社中宮祠湖畔遊歩道日光レークサイドホテル中禅寺温泉バス停→(バス、いろは坂経由)→東武日光駅→(電車)→浅草→帰宅

同行者:パートナー



さて、これからバスに乗って、いろは坂を経由し、中禅寺湖へと向かいます。写真は、国道120号(日本ロマンチック街道)沿いにある西参道バス停。

予定では、夕方に中禅寺湖入りのつもりだったので、まだ早いかなと思いつつも、バスを待つことにしました。

時刻表を見ると、ほぼ1時間に1本のバスはもうすぐ来る時刻。ラッキーと思って待つものの、予定時刻を過ぎてもバスは来ず…。「これだから田舎バスは…」と散々悪態をついたのですが、原因は後になって判明。いろは坂の渋滞でダイヤが大幅に乱れていたのでした。
30〜40分待ってようやく来たバスに乗り、いざ中禅寺湖へ。

途中の山道では桜が咲いていました。東京よりひと月ほど遅れているようです。

やがてバスはいろは坂へと差し掛かります。
そして…「ぬ」のカーブですよ!

「ぎりぎりのスピードでいろは坂のヘアピンカーブを危なくこなしながら、直江はアクセルを踏みつづける。(略)ツツガは容赦なく追いかけてくる。「ぬ」のカーブのところでとうとう追いつかれた。ツツガが大きく跳んで、ウィンダムのボンネット上に着地する」(『覇者の魔鏡・前編』152ページ)

「ぬ」のカーブの様子がまったく伝わってきませんが、と、とりあえず、「ぬ」の標識が撮れたということで…。でも、もし渋滞していないでスムーズに走っていたらとても写せなかったと思います。渋滞グッジョブ。

それでは、中禅寺湖周辺の位置関係を見ておきましょう。中禅寺温泉バスターミナル前付近から二荒山神社中宮祠辺りまで国道120号沿いに旅館やみやげ物屋などが立ち並んでいます。浅岡旅館はこの間のどこかにあるものと思われます。私たちが今夜泊まる「ペンションフレンドリー」はこのほぼ中間辺り。湖の北側には二荒山神社が御神体山として仰ぐ男体山が聳えています。
ウィキペディアによれば、中禅寺湖は、水面の標高が1,269 mで、(人造湖を除く広さ4km2以上の湖としては)日本一標高の高い場所にある湖だそうです。どうりで寒いわけですね。夜は結構冷えました(暖房つけました)。ペンションの窓を開けると、澄んだ夜空に星が瞬いていて、空気が凛と冴え澄んでいるのがよくわかりました。

中禅寺温泉バスターミナルでバスを降り、一旦、ペンションにチェックインしてから湖畔の散策という名のラストシーンの桟橋ポイント探し(笑)に出かけます。

西参道のバス停に着いたのは午後3時前と割と早い時間だったのに、渋滞やら渋滞やらで中禅寺湖に着いた頃にはもう薄闇が降り始めていました。天気もちょっと薄雲がかかってきて…どうでしょう、あの名ラストシーンの景色は写せるのでしょうか。
湖に目をやると、結構深そうなところにぽつぽつと人影が! 『黄泉への風穴』の「人魚」!?なんて思ってしまいましたが、何てことはない釣りを楽しんでいるおっさんたちなのでした。

因みに、中禅寺湖にはもともと魚は棲んでいなかったそうです。二荒山神社の記録によると、1878年(明治11年)に西欧魚類の放流および養殖が開始され、日本有数の釣り場となったのだとか。

釣り人を横目に、私は桟橋ポイント探しです。夏場はボートがたくさん出るのか、桟橋はたくさんあるのですが、さて、夕陽の綺麗なポイントは…。

「高耶は、かけられた直江の上着の襟をひきよせて自分の口もとにあてながら、苦痛をこらえるように美しい湖に視線を投げる。すれちがう心をどうすることもできないまま、彼らはいまは別れるしかなかった。反射する夕日のかけらが目を刺すのを拒むように、高耶は目を細める。目の前に広がる雄大な残照はいつしか男体山と中禅寺湖を金色に染めあげた。日光の澄み渡った風は秋気を帯びて、ひんやりと湖上を吹き抜けていく」(『覇者の魔鏡・後編』240ページ)

文中の景色には残念ながら及びませんが、雰囲気は…出ているでしょうか。「愛しています」と告げながら、同時に傷つけるような乱暴な言葉を吐いて冷酷に背を向けた直江の心境を思うと痛ましくてなりません。この二人はここへ来て行き着くところに行き着いてしまったんだなという感じです。いや、それを言えば三十年前にすでに行き着いてしまっていたのでしょう。めぐりめぐって同じ場所に戻って来てしまった。そして、行き場を失くした二人が到達するのが、『わだつみの楊貴妃』での直江の「死」だったのは、ある意味必然的なことだったのかもしれません。彼が「死」にまで至らなくては、この二人はどうにもならなかったということです。そんな無明の道への始まりを暗示するかのような寒々しい夕暮れで『覇者の魔鏡』は幕を閉じますが、この壮大な暮色の中に、信頼と裏切り、愛情と憎悪、斑な記憶の景虎と等身大の高耶、求めたいものを求められないもどかしさ…様々なものが渾然一体となって、印象的な名ラストシーンだったと思います。

↑の写真では男体山が入らなかったので、入るアングルで一枚。

湖の向こうに男体山が見れる場所…となると、湖の南の方に行かないとならないんですが、中禅寺温泉周辺でとなると、この辺りが限界っぽいです。でも、男体山入れると、夕日が横に逸れてしまう…。うーん、たぶん、高耶さんは↑の写真のような位置で夕日に向かって立っていて、横を向いて男体山を見たのではないかと…思うのですが、どうでしょう。
桟橋と道路の間の斜面にふきのとうがたくさん顔を出していました。天ぷらで食べたいですね〜。
男体山は富士山に似た美しい山です。名前も、どことなくエロティックですよね、男体山って…。

その男体山を眺めながら、今宵の宿へと戻ります。
予約したペンションフレンドリーは素泊まりですが、レストランはネットの口コミでは好評らしいので、ここで食べることにしました。

写真は相方の食べたワカサギのフライセット。温泉旅館の豪華な食事のようにはいきませんが、地場の素材を使ったおいしい夕食でした。
こちらは、私が食べたヒメマスの焼きものセット。ヒメマスは初めて食べましたが、ニジマスなどとは違い、身がうすいサーモンピンクなんですね。味は臭みがなくておいしかったです。

で、翌日、相方が見事にジンマシンになっていました…。たぶん、ワカサギのせいだろうと思います。私もワカサギは2匹くらいもらいましたから、私が何ともないところを見ると、体質なのでしょう。
昼間、「日光茶屋」の近くの出店で買った大福。よもぎとずんだです。疲れてると甘いものが食べたくなるんですよね。
湖畔をうろうろしている時に見つけた酒屋さんでゲットしてきた氷結&カップにごり酒&いかの姿あげ。

風呂上りに一杯…と思っていたのですが、ここの風呂、大と小の二つあって、二つとも貸し切り状態で入るので、なかなか空かない。24時間入れることを売りにしていたようですが、これじゃ24時間どころか、入りたい時に入れない。ようやく小が空いて、入って出てきた頃にはもう「酒飲むぞー」という気分も失せていたので、カップ酒の方はお預けとなりました。いまだに蓋を開けないままウチに置いてあります。
そんなこんなでお風呂は頂けないけれど、ご飯はおいしくて、マスターもその名の通り気さくな感じのペンションフレンドリー。

翌朝、8時前にはチェックアウトして、華厳の滝一番乗りを目指します。
中禅寺温泉バスターミナル。前日、バスを降りた時に撮り忘れたので、華厳の滝に向かう途中でパチリ。

『覇者の魔鏡・前編』では、助手席に麻衣子を乗せた直江のウィンダムが慎也の事故現場に向かうため、いろは坂をのぼり終えて中禅寺温泉バスターミナル付近に来た時、麻衣子が弟のガールフレンドの姿を見つけます。車を停めて彼女から話を聞いているうちにパトカーが数台列をなして走ってきて、ちょうど話しかけてきたみやげもの屋の主人によると、華厳の滝で飛込みがあったと言い、気になった直江は行き先を華厳の滝へと変更します。
時間が早いせいか、ここではGWはまだまだオフシーズンだからなのか、広々としたバスターミナルも閑散としています。
バスターミナル付近からみやげもの屋や旅館の立ち並ぶ通りを望んで。前方左側に中禅寺湖が広がります。

浅岡旅館もこの並びにあると思われます。
バスターミナルから歩いて5分ほどで華厳の滝に到着です。

「滝を見るには、滝上に観瀑台があるのだが、もっと間近に見たいときはエレベーターで滝の間近まで降りられるようになっている。(略)麻衣子が怖がって見たくないようだったので上に残し、直江はひとり下の観瀑台まで降りた」(『覇者の魔鏡・前編』114ページ)

私たちもエレベーターで下の観瀑台まで降りていきます。
ここは、名(迷)コンビ・高坂&直江が鉢合わせした場所でもあります。「貴様とはいちいち妙なところで出会うな、直江。これも天の導きというやつか」(by 高坂)。何気に高坂って直江大好きですよね。密かに跡をつけて歩いているんじゃないかっつう説に一票。しかし、高坂を前にすると、直江が「受」に見えてくるから不思議だ(笑)。
滝の下方には小さな虹がかかっていました。

「以前の華厳の滝は、滝そのものが荘厳な“気”と、そこにやむなく集まってしまう自殺者の不浄霊の霊気がまざりあって、邪とも正ともつかぬ独特の混濁した地気を作り出していた。そうでなくとも滝というのは、霊を呼びこみやすいものである。あの異様に混沌とした地気の感じは、それそのものがなお神聖とも言えるかもしれなかった」(『覇者の魔鏡・前編』115ページ)

滝の「霊威」というものは、私にはよくわかりませんでしたが、確かに立派な滝ではあります。でも、観光地化し過ぎちゃってるせいか、雰囲気は今ひとつのような気が。
麻衣子が待っていた上の観瀑台。直江と一緒に戻ってきた高坂が麻衣子を見て、おきまりの嫌味を言った後、麻衣子の顔に覚えがある(木縛されている慎也の顔ににている)ことにふと気づき、三人は高坂の案内で二荒山神社に向かったのでした。
華厳の滝周辺の店で買ったゆばコロッケ。何にでもゆばを入れとけばとりあえず名物になるらしい(笑)。

ゆばの味はほとんどわかりませんでしたが、普通にコロッケとしておいしかったです。しかし、行く先々で必ずこういうもの食べてるよなーオレら。
華厳の滝を見た後は、湖畔の道を引き返して、今度は二荒山神社中宮祠に向かいます。

『覇者の魔鏡・後編』では、野望をことごとく覆され激怒した氏政が山内から駆けつけ、遂に対面した長兄と末弟の壮絶な兄弟バトルの幕開けとなった場所がこの中宮祠でした。

写真は氏政の黒いBMWが乗りつけた大鳥居前。

二荒山神社中宮祠の案内図はこちらからどうぞ。
唐門。綾子と伊達の兵が北条から中宮祠を奪還した後、高耶さんはここで兄・氏政を待ち受けていたものと思われます。

「高耶はかたく閉ざされた門の下に立って、兄・氏政の到着を待っている。その表情はきびしく、何を考えているのか前方を睨んでいて、綾子ですら近寄れない雰囲気だった」(『覇者の魔鏡・後編』185ページ)
唐門のアップ。奥の拝殿とは屋根続きになっています。

閉ざされていたこの門が、綾子の合図で開け放たれると、中から伊達の男たちがなだれ出て、北条方と壮絶な念波戦となります。
拝殿。

この日、5月5日はちょうど、男体山の開山祭の日でした。時間が合わず、儀式は見られませんでしたが、神社の関係者の方々なのか、スーツ姿の男性が何人かお参りに来ていました。
男体山登山口。二荒山神社の奥宮は男体山の山頂にあります。

そもそも、二荒山神社の創建は天応2年(782年)勝道上人が男体山頂に社殿を建立したのが始まりと伝えられており、後の延暦3年(784年)に参拝が困難な事から麓に建立したのが中宮祠ということらしいです。

登山姿の人もちらほらと見受けられました。装備からすると、かなり本格的な登山のようです。
唐門の下にある八脚門から浜鳥居を見下ろして。

アニメでは氏政の車が乗りつけたのはこの浜鳥居になってましたね。高耶さんは八脚門で待ち伏せていました。ちょうどこのアングルのシーンがありました。
浜鳥居の方から八脚門を見上げて。

アニメではこの場所で、上にいる高耶さん(+綾子&伊達)VS北条で激しい念波戦となります。
浜鳥居。

原作では、大鳥居を潜って社手前の坂辺りで二人が対峙したことになっていますが、確かに画的にはこの石段を挟んだ八脚門&浜鳥居辺りで対峙する方が映えますね。
アニメでは氏政は浜鳥居の方から引き返して湖畔沿いの遊歩道に入っていますが、原作では斜面をくだって下の道路に飛び降りた、とあります。こんな感じの斜面を駆け下りていったのでしょうか。
遊歩道入口。

「氏政は立ち止まらない。湖岸沿いの遊歩道におり、まるで高耶を誘うように闇のなかへと駆けていく。高耶もひたすら追いすがる」(『覇者の魔鏡・後編』190ページ)
湖岸沿いに出て遊歩道は続きます。
これが結構長い…。氏政兄どこまで走ったのやら。
もういい加減この辺でいっか、と思うと釣り人がいてNG。
こ、この辺りでどうでしょうか。

「どれだけ駆けただろうか。氏政は人気のない波打ち際に降りてこちらを振り返った。息を乱して高耶も土の上に降りた。静まりかえる湖岸で、兄弟ふたりは正面から睨みあった」(『覇者の魔鏡・後編』190〜191ページ)

そして、ここは氏照兄が全霊を賭して三郎を救った場所でもあります。

「嵐が兄たちの命を奪う。かき消されていく声にこらえきれず、高耶は声をちぎらんばかりに光の渦の中で絶叫した。『兄上ぇぇーーっ!』」(『覇者の魔鏡・後編』198ページ)
昨日到着した時はもう日暮れ間近だったのでボートは出ていませんでしたが、この日はまだ肌寒いのにやっぱりGWですね…ちらほらとスワンボートの姿が見られました。

中禅寺湖で、ひとつ気になっているのが…『黄泉への風穴・前編』の冒頭で出てくるあのウェイブを操る直江が佇んでいた湖は、この中禅寺湖なのかどうかということ。そうとははっきり書かれていないのですが、「山深い湖」、「天上の湖」と書かれてあるので、やっぱりそうなのかなぁと思っているのですが、どうなんでしょう。どなたかご存知だったら教えて下さい(注:一番下の追記参照)。
さて、ミラツア日光編もいよいよ最後のポイントとなりました。日光レークサイドホテルです。

景虎から中宮祠奪還を命じられ、(高坂らと)作戦を練りながら日光レークサイドホテルの周辺で待機していた直江のもとへ、綾子が駆けつけ、その直後、千秋と分かれた小十郎も合流します。そして、直江はツツガ鏡破壊のために山内へ、綾子と小十郎は中宮祠奪還へと赴きます(高坂はいつの間にやら姿を消している)。ふと気づけば、直江は高坂の思惑通り動いているというこの罠(笑)。
ホテル内にあるレストラン「華厳」。

本来の予定では、この日光レークサイドホテルの中にある日帰り温泉施設「湖畔の湯」に入ってから帰るつもりだったのですが、いかんせん相方がジンマシンを起こしてしまったのでおあずけと相成りました(私は私で女の子デーになってしまい…)。まあ、私はミラツア目的なので温泉は入れなくてもいいのですが、相方が不憫です。前回の直江津でも温泉入ってないし。次こそは…ね。
「華厳」で食べた、ゆば入りラザニア。こ、ここでもゆばか。でも、ゆばがたくさん入っていておいしかった。
ホテルでランチを取った後、再びバスに乗って山を下り、東武日光駅前まで戻って来ました。次の電車まで少し時間があったので、駅前のみやげもの屋をふらふらと。

写真はその中の一軒の店先で。何だかあまりにもサマになっていたので思わずカメラを向けてしまいました。この御猫様、「けっこう、けっこう」とでも言っているような貫禄をかもし出しています。
それでは最後に、今回の旅で買ったお土産品紹介。

何だかんだ言いながら、やっぱり買っています、ゆば(笑)。お留守番している亀きち&亀ぞうに食べさせてあげたいと思いまして。食欲大魔神の亀ぞうはもちろん食べていましたが、グルメ亀きちの反応は微妙。パクリと食いつくことは食いついたんですが、口の中でもごもごやって、「何だこりゃ?」と違和感を覚えたのか吐き出し、それでもやっぱり気になるのかまた口に入れ、咀嚼し、結局「変なの」と思ったらしく、またぺっと吐き出してしまいました。どうやら肉っぽいけど肉じゃないってところがどうもひっかかったようです。亀でもちゃんと味わかるんですね。つうか、そこまで食らいついたならちゃんと食べて欲しかったよ…。
花豆の煮物。以前、去年尾瀬に行った時に、花豆グラッセっていうマロングラッセの豆版みたいなのを買ったんですが、それが非常においしかったので、それとは違いますが同じ花豆だったんで買ってみました。花豆グラッセには及ばなかったけれど、おいしいお豆さんでした。
相方が自分の分と一緒に買ってくれたお守り。輪王寺のものです。

GWだったせいかどうかわかりませんが、輪王寺、東照宮、二荒山神社、大猷院…と山内のすべての寺社でお坊さんのセールスマンがいました。程よいところで待ち構えていて、建造物の説明なんかをしながら引率してくれるのですが、最後に必ずお守りやら数珠やら護符やら破魔矢やらのセールスが入ります。お坊さんももう慣れているのか口調とか上手いんですよね。ちゃんとジョークなんかも交えたりして。ああいうの直江にやらせたらすごい売り上げ記録出るんだろうな(笑)。何か目に浮かぶようだ。
日光レークサイドホテルの売店で買ったポストカード。これ、消しゴム版画なのだそうです。描かれてるのはカワマス。絵が気に入ったのと、中禅寺湖らしい記念品になりそうだったので買いました。やっぱりホテルの中は普通のみやげもの屋さんよりはセンスのいいものが置いてあります。

急遽行き先変更となった今回のミラツア。復習もろくに出来ていなかったのですが、一応ひと通りスポットは押さえられたのではないでしょうか。帰って来てから『覇者の魔境・後編』を読み返しましたが、実際に行ってから読み返すと、具体的な背景イメージが湧いて、面白みが増すものですね。

次回はいつになるかわかりませんが、今度こそ、箱根…でしょうか?


注:このレポートを書いていた時はすっかり頭から抜け落ちていたのですが、原作19巻『火輪の王国 烈濤編』82ページに、直江が蘇生に専念した地が日光であると書かれていました。なので、『黄泉へ〜』の冒頭シーンはやはりきっと中禅寺湖ですね。(2011.10.10追記)


 
←日光山から天上の湖・中禅寺湖へ 前編へ







このページは別窓展開ですので、ブラウザを閉じて終了させて下さい。
検索等でこのページにたどりついた方は、↓からトップページへどうぞ。
七変化 MIRAGE-SIDE トップページへ