高耶さんのティクビ列伝

〜2010年10月9日の日記より転載〜







こんばんは。食欲の秋ですね。

今日、実に食欲をそそる(笑)高耶さんの
ティクビに出会った遊丸です。

突然ですが、
ティクビ記念日として、

ここに高耶さんのティクビの栄誉を称えたいと思います。


いやー、ことの発端はこれです↓






浜田翔子先生のイラスト集、

『BLOODY MOON―癒えることなき傷口にように―』です。

前から買おうと思っていたのを、先日アマゾンで購入して、今日届いたんです。

表紙からして、なかなかよい
ティクビが堂々とお目見えしているわけですが、中の方に、「これは俺の妄想を具現化したものでは?」とも思える夢のようなティクビがありまして。

肌蹴た白いシャツから覗く、平たく堅そうな胸に咲いたふたつの
ピンクのティクビ

それは正に、直江ホイホイ。



高耶さん、あなたのティクビには夢がある。

あなたのティクビは万人をもひれ伏させる。




嗚呼、私はこの
ティクビに出会えたことを神に感謝したい。

というわけで。

今日は、『炎の蜃気楼』本編の歴代表紙の中で、 高耶さんがその可憐な
ティクビを披露しているイラストを振り返ってみたいと思います。


全40巻+αを見てみたところ、 はっきりと
ティクビの存在が確認されるのは3冊のみ。 意外と少ないですね。

ファンでさえ「買う時に思わず裏返してレジに出す」というので有名?なミラージュの表紙にしては、
ティクビ数は多くないようです。

(両
ティクビ×2+片ティクビ×1=合計ティクビ数5です)

まあ、
ティクビが見えてなくてもヤバイというのが結構ありますからね。



さて。

最初に表紙に高耶さんの
ティクビが登場したのは、 8巻『覇者の魔鏡 後編』です。

この頃は、東城和実先生のイラストです。






こちらの
ティクビは控えめに描かれてはいますが、 うっすらと描かれているところが逆に艶かしく、 独特の存在感を醸し出しています。

(皆さんも是非お手元の本でご確認下さい)

十七歳のティクビの良さが実によく表現されていますね。

因みに脱線しますが、この頃の表紙は、 「高耶さん+直江の?手」というシリーズになっているようで、 私はその中ではやはり5.5巻の表紙が好きです↓






血の色がやけに鮮やかで、ちょっと怖い感じもしますが、 物語の内容を象徴する素敵なイラストだと思います。

東城先生の描かれる高耶さんの表情は切なさがよく出ているところがいいですね。



それでは、次の
ティクビに参りましょう。

11巻『わだつみの楊貴妃 中編』です。






こちらも東城先生のイラストですが、 これは、最初の方では表紙に載せてもらえなかった直江氏が、 “手のみ”の登場から、“手+ちら顔”という変遷を経て、
初めて本人が堂々と?描かれた記念すべき表紙です。

個人的には、私はこの表紙がとても好きです。

(なお、この後の巻では高耶さんを差し置いて、 直江氏のみの登場という下克上を果たしていますが、 話の展開から考えれば、それも納得といったところでしょう)

そして、まるでそんな直江氏の登場を祝福するかのように、 高耶さんも
ティクビを惜しげもなくサービスしています。

ブルーの色調で、何かの印のように落とされた
ティクビはどこかもの悲しく、 この後の展開を予感させる、胸を締め付けられるほど切ないティクビです。

背景は彼らの燃え盛る愛憎劇を髣髴とさせる深紅。

そこに一輪の薔薇。

物悲しい瞳で
ティクビを晒す少年の脚に縋りつき、ヘソ脇辺りに口づけるワイシャツ姿の男。

もうこれが何の話なのか丸わかりですね。

これぞミラージュ!と言える素晴しいイラストだと思います。



そして。

ラストを飾る
ティクビはこちら。

35巻『耀変黙示録Y 乱火の章』です。

こちらは浜田先生。






きましたコレ。


これですよ、これ。

恥ずかしくてレジに出せない系(↑の11巻も充分そうですね…)。

レジには出せないかもしれませんが、 書店でこの表紙が平積みにされているのを目にしようものなら、 私は間違いなく手に取りますね。

(残念ながらそういう出会いはなかったのですが)

内容がわかっていれば、この表紙ももっともと納得できるんですが、 この高耶さんに、この直江は…、知らなければ、
間違いなくこの二人のSM調教物語(お仕置き編)ですよ。

まあ長い目でみればそれも合っているかもしれませんが(笑)。

いや、それはさておき。

肝心な
ティクビですよティクビ

隅っこに位置しておきながら、我こそは主役と主張せんばかりのこの
ティクビ

正に、
恥じらいながらも、貪欲に強請る高耶さんそのものです。

人の目を一瞬にして釘付けにせずにはおきません。

オビに隠れる位置にあるのは購入者への配慮でしょうか。

長く見つめていると、ちょっとまずいです。

このティクビは俺に一体何を求めているんだろう…とか考え始めそうです。

挙句の果てには、
ティクビと会話までしてしまいそうです。

危険です、気をつけましょう。



…という感じで、いかがでしたでしょうか、高耶さんの
ティクビ列伝。

もうちょっと
ティクビ数が欲しいところでしたね。

私としては、一番秀逸だと思うのはやはり、 最初に書いた、イラスト集『BLOODY MOON』の中にある
ティクビです。

このティクビは本物です。

本物に、言葉は要らない…。

因みに、本編表紙の中に
直江のティクビはありませんでした。

当然と言えば当然でしょうか。

直江は大好きですが…
君のティクビを見せられても、ねぇ?

でも、どこかで描かれているんでしょうか、直江の
ティクビ







ありがとうございます。高耶さんの
ティクビは永久に不滅です!




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