大社の傍のバス停からバスに乗り、およそ20分。

日御碕(ひのみさき)へ行きました。
出雲大社から西へ向かい、行き着く浜辺が伝説の舞台にもなっている「稲佐の浜」。

旧暦の10月10日の深夜には、ここに降り立つ神々を迎える「神迎え神事」が行われるそうです。

バス中より撮影。
日本海を望みながらバスは進みます。
海岸線は複雑に入り組んでいて、バスの運転がとても大変そうでした。乗っててちょっと冷や冷やでした(笑)。

水がとても綺麗で、サザエが豊富に採れるらしいですが、もちろん漁業権のない一般人は採ってはいけません。
日御碕バス停を降りると鄙びた土産屋さんがちらほら。そこかしこで烏賊を干しています。

奥に見えるのは日御碕神社の鳥居。
日御碕神社。

辺境の岬に鮮やかな朱色が映えます。
日御碕の漁村。

狭い路地を抜けて灯台を目指します。
漁村を抜け、小高い丘の上までてくてくと歩いて行きます。
何故か枯れ松が多かったです。酸性雨の為に枯れてしまったのでしょうか。
灯台へ行く途中にある経島(ふみしま)。

ウミネコの繁殖地として有名らしいですが、全然見えませんでした。見えないだけでいたのかも知れないですが・・・。

8月7日の神幸祭に日御碕神社の宮司だけが渡ることのできる神聖な島なんだとか。
日御碕灯台。

石積みの灯台としては東洋一高いそうです。その高さ43.65m。
他には何も無い観光地。

高い灯台に登る恐怖体験をしたい人にはオススメ(笑)。
灯台の中。

まだかまだかと思うほど長〜い螺旋階段が続きます。階段自体も急で上りにくいです。
灯台の上から見下ろす絶壁の海。

灯台の上は強風がびゅんびゅん吹いていて立っているだけでやっとです。こんな細っちょろい灯台がよく倒れないなあと思うほど。。。
灯台上から望む日本海。
海水はどこまでも澄んでいます。
逆光に輝く日本海。
白亜の灯台。
白亜の灯台、逆光バージョン。
実に美しい灯台です。

しかし・・・どうやって建設したんだろう。考えただけでも怖いです。。。