火鍋

「羊ちゃん大好き」




雑技を見た朝陽劇場のすぐ隣に火鍋(huo3guo1/フオクオ)の店があったのでここで夕飯を取ることに。

「重慶鴛鴦火鍋」と書いてあります。重慶は四川の省都ですね。四川料理といえば辛い料理で有名ですが、この「火鍋」は辛いスープと辛くない普通のスープの二つに分かれているので、これをいつもペアで居る「鴛鴦(オシドリ)」に見立ててそう呼ぶのだろうと思います。





お隣のテーブルのお食事風景を失敬してパチリ。

遊丸さん、火鍋大好物なんです。火鍋は日本で言うしゃぶしゃぶ。違うのは羊の肉を食べること。牛肉もあるんですが、メジャーなのはやっぱり羊肉。それと胡麻だれ。日本の胡麻だれとはちょっと味が違います。何が入っているのかよく分からないのですが、初めて食べた時は、それまでに食べたこと無い味で、不味っと思ったものです。それからこのたれに香菜(コリアンダー)を入れるんですが、これも日本人は嫌いな人が多いですね。私も最初は嫌いだったんですが、不思議なもので、食べるうちに欠かせないものになりました。





鏡に向かってパチッ。

壁一面に鏡を貼って狭い店内を広く見せる小技らしいです。





 
中国の料理屋さんでは汚く食べるのが通!(多分に遊丸さんの偏見/笑)。これはまだまだ綺麗に食べてる方ですね。右の写真の手前中央にある白っぽいものはニンニク。「糖蒜tang2suan4」と言って、らっきょうの漬物のにんにく版って感じです。羊のしゃぶしゃぶに合うんですこれが。右の写真の右端にあるガラスの器に入った黒っぽいものはひまわりの種。ハムスターの餌じゃありません。人間様が食するものです。私も大好き。炒ってあって香ばしくて美味しいです。
これ全部で日本円で1000円くらいでしたでしょうか。二人で食べましたが、いっぱい残してしまいました。三人で食べてもお腹いっぱいになる量です。








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