雅宝路市場

「市民の台所」




雅宝路(Ya3 bao3 lu4 ヤーバオルー)市場入り口。

庶民的な市場。規模はかなり大きいです。「服装の世界、靴の海洋」というヘンテコなコピーが掲げられていますが、衣類や雑貨、食品など品物の種類は豊富です。中は小さなブースに分かれていて個人の店がたくさん入っている形。

今回は食品コーナーを中心に探索。








何つうんすか?これ。ネイルサロン?サロンって感じじゃないですけど(笑)。北京にもいつのまにこんなんが出現し始めたんだろうとちょっと驚きです。

あゆちゃんの写真が飾られていました。特に関連無し(笑)。
故同巡りツアーのガイドさん(めっちゃオヤヂ)に聞いたんですが、日本の芸能人で有名な人と言うとやはり浜崎あゆみだそうです。あとは木村拓哉とか。







セルフサービス式の大衆的な食堂。







♪さかなさかなさかな〜さかなを〜たべ〜ると〜

魚屋さん。日本でお見かけする魚とは大分顔ぶれが違います。川魚が多いです。海の魚は鮮度があまり良くなさそうで。初めて北京に行った頃、最も慣れなかったのが鯉。遊丸さん、川魚は鱒とか鮎みたいな渓流の魚じゃないとダメなんです。








生簀から取った魚をサービスで調理準備してもらえます(左の写真)。因みにこの日の夜は、この写真でオジサンが掴んでいる魚を食べました。新鮮だったので美味かったっす♪。桂魚(Gui4 yu2 クィユィ)という高級魚で、生姜や葱を添えて蒸して食べるのが一般的。

右の写真はお店の人が上海蟹を捕まえるとこ。いくらだったかな〜〜ちょっと忘れちゃいましたが、500g日本円で500円かそこらじゃなかったかなぁと思います。もちろん、高級レストランで食べるとかなり高くつきます。上海蟹って食べる所は決して多くはないんですが、丁度旬だったので味噌がいっぱい詰まってて美味しかったです。








野菜コーナー。同じような個人店舗がたくさん並んでいます。野菜は凄く安いです。その上、美味い。季節にもよりますが、赤く熟したトマトは袋にいっぱい買っても100円以下。ピーマンやキュウリは夏場は500グラム(野菜はほとんどすべて計り売りです)で15円くらいだったと記憶しています。ピーマンは日本の一般的なピーマンと違って肉厚の種類です。野菜が本当に美味しくて、このピーマンやモロッコインゲンなんかは野菜だけで炒めて食べてもめちゃくちゃ美味しいです。

野菜を売ってるお兄ちゃん。あ〜う目を瞑ってしまいました、残念。見た目は中学生か高校生くらいにしか見えないんですが、一体いくつなのでしょう・・謎。ちょっと内気そうですが、愛想の良いお兄ちゃんです。中国のお店やレストランは一部サービスが途方も無く悪い所がありますが、最近は(特に個人の店では)なかなか愛想良くしてくれる所もあります。







調味料の専門店。醤油とかお酢とかを売っています。お金はかけていなくても綺麗にディスプレイしてあります。







果物ブース。果物も安いです。桃、葡萄、メロン、バナナ、棗、ライチ、マンゴスチン、ドリアンなど。総じて、北京近郊で取れたものは非常に安いです。桃とか葡萄とか棗(ナツメ)とか。南国から輸送してきたフルーツは比較的高いですね。まあ高いと言ってもライチが500グラム150円くらいでしたでしょうか?葡萄とか棗とか、小さい粒のものなら試食もさせてくれます。棗が思ったより甘かったのが印象的でした。緑色していて見かけは酸っぱそうなのに。







甘蔗(サトウキビ)の皮を削るオジサン。買うとサービスで皮むきしてくれます。サトウキビ食べたことありますか?繊維だらけの茎をシャリシャリと齧って甘い水分だけ吸います。残念ながら買ったのはあんまり甘くなかったです。

この写真を撮っていたら、同じお店(か、お隣のお店)の人と思しきオバサンが寄って来て、「うわあ何々?」と遊丸さんのデジカメ画面を覗き込み「オジサンにも見せてあげて・・ほらっ、あんたもスターだね★」などとはしゃいだ上、「これ、テレビに出すの?」とか言われてどうしようかと思いました。テレビって・・テレビカメラに見えますか?デジカメが(笑)。オジサン苦笑の最中。








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